ABOUT 組織概要
Smart Society Center [ スマートソサエティセンター ] は、都市における各種のICTを駆使したインフラストラクチャーをはじめ、電通グループの膨大なナレッジが活きたさまざまなソリューションを、産・官・学とも連携し、民間・行政を問わずに提供するイノベーションパートナーです。
さまざまなアプローチで課題を明らかにし、独自の研究開発スキームと確かな技術力で近い将来に求められるソリューションを社会実装し、ひいては新しい住民体験、コミュニケーションを創造することが私たちのミッションです。
この20年における急速な情報技術の発展により得たその膨大な情報は、その蓄積量をもってビッグデータと呼ばれるようになり、それらをAIなどを活用し分析することで一つの社会・都市を俯瞰できるまでになりました。
これは課題先進国としての社会的課題をより顕在化し、新しい街づくりを想い描くきっかけとなり、それが昨今取り沙汰されるスマートシティというヴィジョンに繋がっているのかと考えます。
スマートシティはCPS(Cyber Physical System)などを通して、街のあらゆる情報を収集・分析し、そのフィードバックによる各種サービスやインフラストラクチャーの最適化を促すことで、生活者の安全性・快適性の向上を目指すものでした。
しかしながら、一方的なデジタル化は住民を困惑させることもあります。
そのため私たちはもう一歩、人に寄り添う目的から、より普遍的なレイヤーへのアプローチを続けています。
例えば、行政におけるデジタル化はすでに国策として進められており、私たちも自治体DXに対応したソリューションを提供しています。
デジタル・ガバメントの骨子の一つである、マイナンバー基盤における厳格な本人確認システムをはじめ、各種の行政手続きや業務効率化を実現しています。
また、シティエンゲージメントを見据えた、ICTによる合意形成プラットフォームもそのひとつでしょう。
これはただデジタルで制御されたシステムではありません。生活者による生活者のための意見交換や議論を行うフォーラムでもあり、意思決定や合意がされるアリーナでもあり、なによりコミュニケーションの場でもあります。
このような在り方を「スマートソサエティ」として、より有機的で本質的な街づくりを目指すのが、私たちSmart Society Centerです。
課題の発掘から解決、ひいては社会における新しい仕組みや価値観を創造します。
HISTORY 沿 革
- 2021
- スマートソサエティセンター設立
- 2020
- 合意形成プラットフォーム “Decidim” 実証実験開始
- 2019
- 地域貢献活動をアプリでスコア化 “AYA SCORE” 実証実験開始
- 2018
- 訪日外国人向けガイドマッチング 実証実験開始
- 2013
- ソーシャルシティ・プラットフォーム “+fooop!” 提供開始 *グランフロント大阪導入