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どこでも博物館

街のあらゆるモノの情報をすぐに知ることができる、街全体がまるで博物館になったかのような体験を「どこでも博物館(ユビキタスミュージアム)」と呼んでいます。

ISIDは、住みよい未来の街づくりの実現に向けて、街への愛着や帰属意識、つまりシティエンゲージメントを高める仕組みづくりの研究を進めています。竹村真一氏と共同で、街全体がまるで博物館になったような体験ができる「どこでも博物館(ユビキタスミュージアム)」を実現するためへの実証実験を2019年8月に実施しました。

■どこでも博物館(ユビキタスミュージアム)とは

街を歩いているとき、建物や街路樹、道の幅など、なぜそうなっているのかと思うことがあると思います。街のあらゆるモノの情報をすぐに知ることができる、街全体がまるで博物館になったかのような体験を「どこでも博物館(ユビキタスミュージアム)」と呼んでいます。
※ユビキタスミュージアム構想とは、京都造形芸術大学教授、竹村真一氏が提唱しているコンセプトです。

■どこでも博物館(ユビキタスミュージアム)の実現を目指して

街の中にあるモノには、名前すらわからないモノがたくさんあります。それらを調べるためには、キーワードで調べることは難しく、見たままのモノを調べることができる機能が必要です。そこで、私たちがいつも持ち歩いているスマートフォンををインターフェースに活用することを考えました。さらに、物体認識技術およびAR技術を用いることで、特別なマーカーを利用することなく物体の位置関係を認識し、情報を重ねて表示するアプリケーションを開発しました。

開発したアプリケーションはメンバーが被験者となって検証し、アンケート評価を行うことで、コンセプトやユーザー体験のブラッシュアップの方向性を検討しています。さらに、2021年3月に国土交通省が実の都市をサイバー空間に再現する3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化事業「Project PLATEAU(プラトー)」の成果として、公式Webサイト「PLATEAU ver1.0」をリリースをするなど新たに活用が期待できるデータが出てきています。ISIDでは、技術の進歩を捉えユーザーの体験を大事にしながら、どこでも博物館を実現させるべく検討を続けています。